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【英国におけるCadcorp SISの利用事例】デボン・サマセット消防署:GISと専用モデリングソフトの導入で、作業負荷管理とリスク計画策定業務が改善

本記事はCadcorp SISの英国での利用事例を和訳したものです。
出典:https://www.cadcorp.com/news-events/devon-and-somerset-fire-and-rescue-service-purchase-gis-modelling-software/

デボン・サマセット消防署 プロフィール

デボン・サマセット消防署は、イギリス最大の非都市地区消防署です。デボン郡とサマセット郡(トーベイとプリマスを含む)全体で防災、救助、問合せ対応を行っています。

郡には83の消防署があり、170万人の住民と、この地域を訪れる年間40万人の安全を守るため1,800人以上のスタッフが従事しています。詳細は、dsfire.gov.ukを参照してください。

 

デボン・サマセット消防署(DSFRS)は、消防サービス開始にあたり、地域のリスクと作業負荷の割り当てをシームレスにモデル化できる統合製品が必要になったため、既存のリスクモデリングシステムをCadcorp社のSISに置き換えました。

 

DSFRSはCadcorp SISデスクトップとともに、リソース計画・作業効率監視アプリケーションとしてCadcorp社のWorkloadModellerと、さまざまなリスク要因の影響を分析評価するためにRiskModellerを採用しました。

現在、DSFRSでは地域リスク管理計画(CRMP)を新たに策定しています。リソース戦略変更による影響の調査にはWorkloadModellerを利用し、リスク範囲の特定、評価、分析にはRiskModellerを利用しています。

このプロジェクトでは地域のリスクデータを更新し、地図上にリソースをプロットして、いつどこにリソース配分するかを計算します。

DSFRSの戦略分析チームは、SISデスクトップの操作に習熟し、WorkloadModellerとRiskModellerを使用するにあたり実践的な専門知識を習得するため、Cadcorpのオンライントレーニングを受講しました。

このように分析チームのスキルを高めていくことで、将来的には署の上層部へ分析レポートを提供したり、運用推進部隊となることが期待されています。

CadcorpSISを導入した理由の1つは、UI/UX設計に一貫性があることでした。WorkloadModellerとRiskModellerは消防のリスク評価に特化した設計で、分析業務に最適な非常にすばらしい製品です。

 

地理情報は、警察、消防、救急、およびその他の救助サービスにとって戦略・運用上不可欠な情報資産です。詳細については、こちらをご覧ください。

出典:https://www.cadcorp.com/news-events/devon-and-somerset-fire-and-rescue-service-purchase-gis-modelling-software/

 

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