インフォマティクスはGIS(地理情報システム)、XR、AI機械学習などの技術を活用し、お客様の業務課題の解決や新たな価値創出を支援するITソリューション企業です。
会社の成り立ち
インフォマティクスは1981年9月の設立以来、多くのお客様に支えられてまいりました。
当社は東京大学・大学院で建築を学んだ長島雅則(現ファウンダー)が、マサチューセッツ工科大学でCAD(設計図面作成支援)技術を研究したのち、イギリスのシステム会社で開発に携わったGDS(設計製図システム)を日本で販売するために設立されました。
当初数名だった会社は、現在、川崎本社・大阪/名古屋営業所の3拠点で総勢230名を超えるまでに成長しました。
「未来を創る 空間情報イノベーションカンパニー」をモットーに、独自の価値を提供する専門の技術者集団として日々研鑚に努め、新しい技術に挑戦し続けています。
主要製品・サービスの変遷
1981年~1994年|CAD(設計製図支援システム)の提供
「建築・土木CAD」のライセンス販売と設計図面作成支援を中心に事業展開していました。
インフォマティクスが提供するCADシステムは、2次元図面を3次元モデルで描くだけでなく、個々のモデルと付属情報を連携し、工程全体にわたるデータの共有・管理を可能にするBIMの概念を持っていました。
大手建設会社様、設計事務所様にご導入いただき、数々の建築物の設計図面作成業務を支援しました。
1995年~2009年|デスクトップGIS(地理情報システム)の提供
空間情報に特化したソフトウェア会社として、PC版GISソフト「SIS」のライセンス販売とアプリケーション開発サービスを事業の中心としていました。
SISの販売開始にあわせ、GISの可能性を広く知っていただくために、1996年より空間情報シンポジウムの開催をスタートしました。
CAD並みの描画機能と位置情報を扱う機能が融合したSISは、これまで国内35,000のお客様にご利用いただき、安全安心、社会インフラ、教育・研究関、ビジネスなど幅広い分野の業務を支えています。
2010年~|多様な環境に対応する空間情報ソリューションの提供
デスクトップGIS(地理情報システム)の提供に加え、クラウドやモバイル環境に対応する自社GIS「GeoConic/GeoCloud」を核とするアプリケーションやサービスの提供を開始しました。
GeoConic・GeoCloudを基盤にしたアプリケーションは多様な環境やデバイスに対応する柔軟性や高速描画を高く評価され、これまで国内10,000を超えるお客様にご利用いただき、行政業務から防災、インフラ設備点検、災害復旧といった現地で迅速な情報共有を要する業務まで、幅広い業務を支えています。
現在では、XR(VR/AR/MR)、LiDAR、AI機械学習などの技術を利用したアプリケーションの開発・提供も手がける「総合的な空間情報ソリューション企業」として事業範囲を広げています。
事業領域
インフォマティクスの事業領域は大きく2つに分けられます。
- 設立当初より手がけてきた3次元空間の可視化
- デスクトップ、クラウド、モバイルなど多様な環境で稼働するGIS(地理情報システム)を活用し、中央官庁・地方自治体、民間企業、教育研究機関などのお客様のニーズに合わせたカスタムソリューションのご提供
新しい事業テーマ・製品・技術
このような事業の流れの中で、以下のような多様な技術ニーズが生まれています。
- GIS空間情報システムと、航空写真、360度パノラマ画像、3次元点群データのAI解析結果との融合。
ならびに、AI機械学習を利用したお客様サービス向上に役立つ機能の開発。 - VR/AR/MR技術(XR技術)をベースとした複合現実によるビジネスソリューションの開発提案。
このように、インフォマティクスはお客様のニーズにあわせてGIS技術、XR技術を深掘りし、より安全安心な社会を実現するための空間情報ソリューションの提供に邁進しています。
これからも基盤とする技術を磨きつつ、枠にとらわれず、お客様の課題に対してより良い解決方法を提案できるよう精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
地図・GIS(地理情報システム)の活用、XR(VR/AR/MR)、LiDAR、AI機械学習の活用についてご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。