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事例

工学院大学様の事例:リアルタイム広域情報共有システムにより地震防災訓練における被害情報の受発信を支援

12月 19, 2018

工学院大学 建築学部 まちづくり学科 准教授 村上正浩 様

「情報共有支援WebGIS」を構築し、地域での防災防犯情報の共有化に積極的に取り組んできた工学院大学は、2008年秋の新宿駅周辺地域防災訓練の実施にあたり、新たに専用の情報共有支援システムを構築し、災害情報受発信訓練での活用を開始。当初、関連機関内における情報の受発信のみだったが、サイトの一般公開、モバイル連携も実現した。

お客様プロフィール

開校:1887年
所在地:〒192-0015 東京都八王子市中野町2665-1(八王子キャンパス)
〒163-8677 新宿区西新宿1-24-2(新宿キャンパス)
TEL: 042-622-9291(八王子キャンパス)/03-3342-1211(新宿キャンパス)
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工手学校として1887年に設立されて以来、一貫して技術者の育成に専念し、産業の広い分野で底力となってきた工学院大学は、これまでの実績をもとに幅広い基礎研究を土台として、「持続型社会をささえる科学技術」の発展のために積極的に取り組み、提案し続けている。

導入の背景

工学院大学は、災害発生時、防災関連機関に集まる膨大なデータを共有できる仕組み作りや、その仕組みを利用した情報提供の研究に取り組んできた。その研究の一環として、インフォマティクスと共同で情報共有支援システムを構築。地域の防災防犯活動を支援してきた。

2008年10月、新宿駅周辺地域・地震防災訓練が実施されるにあたり、西口現地本部が工学院大学に設置され、システムを利用して災害情報受発信訓練を行なうことになったことから、訓練用のWebGISの開発をインフォマティクスに依頼した。

システムの構成

リアルタイム広域情報共有システムは、インフォマティクスの指揮所支援システムをベースに、訓練用または平時利用を想定して構築されたシステムである。

当初は、WebGISサーバ「GeognoSIS.NET」をエンジンとして採用しシステム構築したが、2011年GeoConicに移行した。これは、災害時に新宿駅周辺地域が連携して混乱の防止を図るため、リアルタイム広域情報共有システムとして地域内の情報共有を図る必要があり、それにはWeb上における地図描画の一層の高速化が求められたためである。

さらに、2015年の訓練では、西口現地本部に集まる情報を様々な端末(スマートフォン、タブレット端末)から閲覧、入力することを想定としたモバイル連携機能を追加した。

基本機能

  • 情報入力
  • 被災情報/高層ビルの情報/医療機関情報/交通情報などの入力、作図、編集、削除、印刷
  • メッセージの送受信、掲示板機能

主な情報項目

  • 新宿における各鉄道の運行状況
  • 要援護者受入ポイント
  • 滞留状況(滞留場所、滞留状況)
  • 救護ポイント
  • ボランティア活動ポイント
  • 搬送先の状況(病院情報)
  • 危険箇所の状況(ガラスの飛散、電柱の倒壊等)
  • ビル内の状況(火災状況、傷病者情報、要援護者受入状況、被災状況)
  • 火災発生状況
  • 情報提供拠点
  • 火災状況
  • 道路規制の状況
  • 災害時要援護者

訓練の概要

今後の課題

今後は、収集された情報を最適かつリアルタイムに集計、表示、出力するための機能の追加を検討するとともに、災害時だけでなく平時利用を想定した運用方法、機能の構築を行っていく予定である。

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