ニュースリリース

GyroEye Holo TS+ によるMR杭芯確認を実施

~(仮称)KONOIKEテクノセンター新築工事で生産性向上の取り組み~

2020年10月22日
株式会社インフォマティクス

 

株式会社インフォマティクス(本社:川崎市、代表取締役:齊藤 大地)と、株式会社鴻池組(本社:大阪市、代表取締役:蔦田 守弘)は、鴻池組が新しい環境・土木分野の研究開発拠点として建設を進める(仮称)KONOIKEテクノセンター新築工事での生産性向上の取り組みとして、インフォマティクス社製のMRソフト「GyroEye Holo」とトータルステーションを連携したGyroEye Holo精度向上オプションである「TS+」の最新バージョンを用いて、MRによる杭芯確認を実施しました。

「GyroEye Holo TS+」の最新バージョンは、測量における後方交会法の技術を採用することで、従来MRデータを現実空間に配置するために必要としていた位置合わせを不要とすることに加え、さらに安定した精度の実現を目指し開発いたしました。

現地での実証では、延べ100m以上の移動を繰り返す中、表示されるMRモデルの誤差が平均1.5cm程度に抑制されていることが確認できました。

◆実証結果

検証現場図:赤い矢印は検証経路、点線矢印は下表SEQ19~21(1回目のみ)

平均誤差①:実測値の絶対値を平均
平均誤差②:実測値-基準1(SEQ1)の絶対値を平均

こうした取組みによる検証を経て、GyroEye Holoアドオンソフト「TS+」の代理店である千代田測器より、後方交会対応のTS+最新バージョンの出荷を10月26日に開始することとなりました。

引き続き、インフォマティクスは鴻池組と連携し、本工事現場での先進的な取り組みを継続しつつ、建設業界全体の生産性向上につなげる活動を推進してまいります。

検証の様子

実証協力:株式会社鴻池組、千代田測器株式会社

 

インフォマティクスについて

株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよびGIS(地理情報システム)の開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約190名の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、鉄道・高速、電力、金融機関、住宅メーカー、ゼネコン、設計事務所などに多数の導入実績があります。

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