MRシステム「GyroEye Holo」の実証実験を鴻池組と共同で鳥取にて実施
~ トンネル保守点検での有効性を検証 ~
2018年2月5日
株式会社インフォマティクス
株式会社インフォマティクス(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:三原正一)は、株式会社鴻池組(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:蔦田守弘)と共同で、当社が開発・販売するMRシステム「GyroEye Holo(ジャイロアイホロ)」の実証実験を中国地方整備局鳥取西道路 気高第2トンネル工事にて実施したことを発表いたします。
GyroEye Holoは、Microsoft社のMixed Reality(MR:複合現実)デバイス「HoloLens」と連携し、建築・土木現場等で設計図面をホログラムとして1分の1スケールで現実世界に正確に投射することで、さまざまな検証を視覚的に支援するシステムです。屋内外における実証実験、展示会ブース施工時の図面レス施工実験などを通じて実用性が高く評価され、2017年9月25日に受注を開始、2018年1月15日に出荷を開始しました。
GyroEye Holoは、当初建築施工現場での利用を想定して開発されましたが、社会インフラ分野の企業からも多数問い合わせが寄せられたことを受け、このたびトンネル点検調査の効率化における有効性を検証するため、鳥取市内のトンネル工事現場にて実証実験を実施する運びとなりました。
当社は今回の実証実験において有効性が確認されたことを踏まえ、今後は社会インフラ企業へのGyroEye Holoの提供を通じて、トンネル・橋梁などのインフラ構造物の維持管理や工事中の施工・品質管理においても効率化の支援を目指してまいります。
実証実験の概要
使用製品名 | GyroEye Holo(ジャイロアイ ホロ) |
開発元/販売元 | 株式会社インフォマティクス |
建設会社 | 株式会社鴻池組 |
日時 | 2017年12月21日(木) 14:00~15:30 |
場所 | 中国地方整備局鳥取西道路気高第2トンネル工事(鳥取県鳥取市気高町) |
内容 |
トンネルMRはトンネルの2次元及び3次元の施工関連データを、点検・診断時に任意の位置で呼び出し、現状の画像と高精度でマッチングさせて簡単に比較できる技術で、維持管理だけでなく施工管理や品質管理の分野への活用も含めて有効性を検証した。 <主な検証項目>
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製品サイト | http://www.informatix.co.jp/gyroeyeholo/ ※GyroEye Holoのこれまでの実証実験の動画をご覧いただけます。 |
関連動画 | https://youtu.be/NQmPUVEIXRY ※今回の実証実験の動画をご覧いただけます。 |
参考画像
インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよびGIS(地理情報システム)の開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約190名の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、鉄道・高速、電力、金融機関、住宅メーカー、ゼネコン、設計事務所などに多数の導入実績があります。
本実証実験および製品に関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 営業部 金野(こんの)
メールでのお問い合わせ gyroeye@informatix.co.jp
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取材のお申し込み、ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 広報
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※GyroEye、ジャイロアイは株式会社インフォマティクスの登録商標です。その他記載の製品名、会社名は各社の登録商標です。