Windows Vistaにて、動作確認を実施いたしました。
「動作確認」とは、動作環境ではない環境において、製品の稼動を確認したものです。その際に障害が発生する場合は判明しているものについて情報提供を行ないます。動作環境としての動作およびサポートを保証するのものではありません。
動作確認実施バージョン
- MicroGDS V9.0.20
Windows Vistaへのインストール
Windows Vistaへインストールする際は、MicroGDS V9.0.20のCD-ROMをご使用ください。
(インストールCDの印字面右側に「MG90-CD-4」と記載されているもの)
インストールは、必ず管理者アカウントでログインしたのち行ってください。
※ MicroGDS V9.0.20以前のバージョン(V9.0.2、V9.0.3) の場合
インストールCDの印字面右側に記載されている番号が下記の場合、インストール中に「MDAC 2.7 Sp1」というタイトルのエラーが発生し、インストールできません。このCD-ROMをお持ちで、Windows Vistaへ新規にインストールしたい場合は、こちらのお問い合わせフォームへお問い合わせください。
バージョン | インストールCDの印字面右側に記載されている番号 |
---|---|
MicroGDS V9.0.2 | MG90-CD-1 |
MicroGDS V9.0.3 | MG90-CD-3 |
ライセンス設定の注意点
インストール後、初めて起動する際は、以下の手順で起動し、ライセンスを設定してください。
- 管理者アカウントでログインします。(インストール直後の場合は、管理者アカウントでログインされていますので改めてログインしなおす必要はありません)。
- デスクトップ上のMicroGDSアイコンを右ボタンでクリックし、「管理者として実行」をクリックします。
- ライセンスマネージャにライセンス情報を入力します。
Windows Vistaへの修正/変更インストール
修正/変更インストールはできません。 MicroGDSのインストール内容を変更する場合は、MicroGDSをアンインストールし、 再度インストールしてください。
「プログラムのアンインストールまたは変更」ダイアログ内、 「修復」ボタンあるいは「変更」ボタンで修復・変更インストールを実行すると、 以下の内容のエラーが発生し、インストールが中断する場合があります。
エラー内容
「修復」インストールを行った場合
エラーメッセージのタイトル | 「MicroGDS 9.0」 |
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エラー内容 | 「エラー 1904モジュール C:\Program files\informatix\MicroGDS 9.0 \Programs\CADEV060.OCXで登録に失敗しました 〜以下省略」 |
「変更」インストールを行った場合
エラーメッセージのタイトル | 「MDAC 2.7 Sp1」 |
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エラー内容 | 「MDAC 2.7 Sp1 cannot be installed on this machine. MDAC 2.7 Sp1 requires any one of the following configurations:〜以下省略」 |
WindowsVistaに標準アカウントでログインし、MicroGDSを使用する際の注意点
WindowsエクスプローラなどからMicroGDSファイル(.MANなど)を選択し、
起動する際の注意点
標準アカウントでWindowsにログインしたのち、MicroGDSを起動し、
「ファイル/開く」コマンドでMicroGDSファイルを一度開いてください。
上記の作業を行わず、WindowsエクスプローラなどからMicroGDSファイル(.MANなど)をダブルクリックすると、 「’xxxx.man’が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確認してから、やり直してください」という内容のメッセージが開き、指定したファイルを開くことができません。
付属アプリケーション「V8.0の基本設定の引継ぎ」を起動する際の注意点
標準アカウントでWindowsにログインしたのち、付属アプリケーションの「V8.0の基本設定の引継ぎ」を実行すると、
ユーザアカウント制御のダイアログが表示されます。
管理者アカウントのパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックして操作を続行してください。
文字コード(日本語フォント)についての注意点
現象
Windows Vistaは、新しい文字セットに準拠した日本語フォントを標準搭載し、既存漢字の字形変更、1000字を超える漢字/非漢字が新規追加されました。Windows XP/2000とWindows Vista間でファイルを共有する場合は、追加変更された文字を使用しないでください。
Windows Vista上のMicroGDSにてこれらの文字を使用してテキストを作図し、それを保存したMANファイルをWindows XP/2000上のMicroGDSで開いた場合、以下の現象が発生します。
- Windows Vista以降のOSで字形が変更された文字の場合、字形が異なって表示される。
- Windows Vista以降のOSで新規追加された文字の場合、XP/2000には存在しない文字のため、「・」で表示される。
追加変更された文字などにつきましては、Microsoft社のホームページをご覧ください。
Windows Vista上のMicroGDSで、Vistaで追加された第三水準、第四水準の一部の文字をテキスト入力すると、以下のメッセージが表示され、テキストを配置することができません。
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「Error accessing <body xmlns:mgds=”#mgds”><p>xxxxxx</p></body> 無効なUNICODEの文字です」
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