Windows 7にて、動作確認を実施いたしました。
「動作確認」とは、動作環境ではない環境において、製品の稼動を確認したものです。その際に障害が発生する場合は判明しているものについて情報提供を行ないます。動作環境としての動作およびサポートを保証するのものではありません。
動作確認実施製品
- MicroGDS V10.0.5(「MicroGDS V10.0.5」CD-ROMよりインストールした場合)
- MicroGDS V10.0.5(「MicroGDS V10.0.5アップデート」を適用した場合)
- Micro日影 V10.0対応版
- Micro建築製図 V10.0対応版
- SXFトランスレータ V10.0対応版
- JWWトランスレータ
MicroGDS V10.0.5 (「MicroGDS V10.0.5」CD-ROMよりインストールした場合
以下は、「MicroGDS V10.0.5」のCD-ROMよりインストールした場合の動作内容です(V10.0.5のCD-ROMは、CD-ROM印字面右側に「MG100-CD-10.0.5」と記載されています)。V10.0.2をインストールした状態に「V10.0.5アップデート」を適用した場合については、「MicroGDS V10.0.5(アップデートを適用した場合)」の欄をご覧ください。
修復/変更インストール
現象
コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」、「プログラムのアンインストールまたは変更」ウィンドウ内で、 「修復」ボタンあるいは「変更」ボタンで修復・変更インストールを実行すると、 以下の内容のエラーが発生し、インストールが中断する場合があります。
エラー内容
<「修復」インストールを行った場合>
エラーメッセージのタイトル | 「MicroGDS 10.0」 |
---|---|
エラー内容 | 「エラー 1904モジュール C:\Program files\informatix\MicroGDS 9.0 \Programs\CADEV060.OCXで登録に失敗しました 〜以下省略」 |
上記メッセージ内の「OK」ボタンをクリックすると、ファイル名を変えて同様のメッセージが合計3回表示され、修復インストールが中断されます。
<「変更」インストールを行った場合>
エラーメッセージのタイトル | 「MicroGDS 10.0 のInstaller情報」 |
---|---|
エラー内容 | 「エラー 1723このWindowsインストーラーパッケージには問題があります。このインストールを完了するのに必要なDLLを実行できませんでした。〜以下省略」 |
上記メッセージ内の「OK」ボタンをクリックすると、以下のメッセージが表示されます。
エラーメッセージのタイトル | 「MicroGDS 10.0 - Installshield Wizard」 |
---|---|
エラー内容 | 「Installshieldウィザードを完了しました」 |
上記メッセージ内の「完了」ボタンをクリックすると、以下のメッセージが表示され、インストールが中断されます。
エラーメッセージのタイトル | 「プログラムと機能」 |
---|---|
エラー内容 | 「インストール中に致命的なエラーが発生しました」 |
対処方法
MicroGDSのインストール内容を変更する場合は、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」は使用せず、「MicroGDS V10.0.5」のCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入し、起動したインストーラの指示に従って、修復/変更インストールを実施してください。
IMEコントロール
現象
テキスト入力や各種名称入力時に、IME言語バーで文字の入力モードを日本語変換モードに切り替えても、変換モードが「無変換」に設定されるため、漢字変換が行われません。
対処方法
日本語入力が必要な場合は、IME言語バーの入力モードを日本語変換モードに切り替えたのち、変換モードを「一般」に切替えてください。
プロンプトバーが表示されるコマンドを実行した時の注意点
現象
MicroGDSのコマンドには、「作図/円/半径・中心」や「設定/ファセット」など、コマンド実行中にプロンプトバーが表示されるものがあります。Windows 7の環境でそれらのコマンドを実行すると、プロンプトバーが表示されるタイミングで画面が一時的に黒く表示される現象が発生します。
対処方法
以下のいずれかの方法で対処してください。
<方法1:プロンプトバーをフローティング表示にする>
プロンプトバーをフローティング表示することで回避可能です。
- MicroGDSを起動します。
- 「ファイル/基本設定の変更」コマンドを実行し、「全般」タブをクリックします。
- 「フローティングプロンプトバー」にチェックを入れます。
- 「基本設定の保存」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックします。
「作図/円/半径・中心」コマンドなどプロンプトバーが表示されるコマンドを実行し、 現象が改善されているかご確認ください。
<方法2:MicroGDSの起動用ショートカットの設定を変更する>
MicroGDSの起動用ショートカットの設定で、視覚テーマを無効にすることで回避可能です。
- 管理者権限を持つユーザーでログインします。
- MicroGDSの起動用ショートカットを選択後、マウスの右ボタンをクリックし、「プロパティ」コマンドを実行します。
- 「互換性」タブをクリックし、「視覚テーマを無効にする」にチェックを入れます。
※「管理者としてこのプログラムを実行する」の設定は変更しません。
※このPCを使用する全てのユーザーにこの設定を適用する場合は、 「すべてのユーザの設定を変更」ボタンをクリックします。
- 「microgdsのプロパティ」の「OK」ボタンをクリックします。
- 「MicroGDS V10.0のプロパティ」の「OK」ボタンをクリックします。
MicroGDSを起動し現象が改善されているかご確認ください。
MANファイルをダブルクリックしてMicroGDSを起動した時の注意点
現象
Microsoft Office2007またはMicrosoft Office2010がインストールされた環境で、
MANファイルをダブルクリックして、MicroGDSを起動すると以下のエラーが発生します。
「プログラムにコマンドを送信しているときに、エラーが発生しました。」
対処方法
以下のいずれかの方法で対処してください。
- 文字入力システムを、「Microsoft IME」など、「Microsoft Office IME 2007」「Microsoft Office IME 2010」以外の入力システムを設定する。
- MicroGDSの起動後にMANファイルを開く。
MicroGDS V10.0.5 (「V10.0.5アップデート」を適用した場合
以下は、V10.0.2をインストールした状態に「V10.0.5アップデート」を適用した場合の動作内容です。「MicroGDS V10.0.5」のCD-ROMよりインストールした場合については、「MicroGDS V10.0.5(CD-ROMよりインストールした場合)」の欄をご覧ください。
アンインストール
現象
アップデータのアンインストール時に、以下の「ユーザーアカウント制御」ダイアログボックスが表示されます。
メッセージ内容
ダイアログボックス名称 | 「ユーザーアカウント制御」 |
---|---|
メッセージ内容 | プログラム名:C:\Windows\Installer\a226e8.msi 発行元:不明 ファイルの入手先:このコンピュータ上のハードドライブ |
対処方法
「はい」ボタンをクリックすると、アンインストールが開始され、正常に削除されます。
エラーメッセージのmsiのファイル名は、上記と異なる場合があります。
IMEコントロール
現象
テキスト入力や各種名称入力時に、IME言語バーで文字の入力モードを日本語変換モードに切り替えても、変換モードが「無変換」に設定されるため、漢字変換が行われません。
対処方法
日本語入力が必要な場合は、IME言語バーの入力モードを日本語変換モードに切り替えたのち、変換モードを「一般」に切替えてください。
プロンプトバーが表示されるコマンドを実行した時の注意点
現象
MicroGDSのコマンドには、「作図/円/半径・中心」や「設定/ファセット」など、コマンド実行中にプロンプトバーが表示されるものがあります。Windows 7の環境でそれらのコマンドを実行すると、プロンプトバーが表示されるタイミングで画面が一時的に黒く表示される現象が発生します。
対処方法
以下のいずれかの方法で対処してください。
<方法1:プロンプトバーをフローティング表示にする>
プロンプトバーをフローティング表示することで回避可能です。
- MicroGDSを起動します。
- 「ファイル/基本設定の変更」コマンドを実行し、「全般」タブをクリックします。
- 「フローティングプロンプトバー」にチェックを入れます。
- 「基本設定の保存」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックします。
「作図/円/半径・中心」コマンドなどプロンプトバーが表示されるコマンドを実行し、 現象が改善されているかご確認ください。
<方法2:MicroGDSの起動用ショートカットの設定を変更する>
MicroGDSの起動用ショートカットの設定で、視覚テーマを無効にすることで回避可能です。
- 管理者権限を持つユーザーでログインします。
- MicroGDSの起動用ショートカットを選択後、マウスの右ボタンをクリックし、「プロパティ」コマンドを実行します。
- 「互換性」タブをクリックし、「視覚テーマを無効にする」にチェックを入れます。
※「管理者としてこのプログラムを実行する」の設定は変更しません。
※このPCを使用する全てのユーザーにこの設定を適用する場合は、 「すべてのユーザの設定を変更」ボタンをクリックします。
- 「microgdsのプロパティ」の「OK」ボタンをクリックします。
- 「MicroGDS V10.0のプロパティ」の「OK」ボタンをクリックします。
MicroGDSを起動し現象が改善されているかご確認ください。
MANファイルをダブルクリックしてMicroGDSを起動した時の注意点
現象
Microsoft Office2007またはMicrosoft Office2010がインストールされた環境で、
MANファイルをダブルクリックして、MicroGDSを起動すると以下のエラーが発生します。
「プログラムにコマンドを送信しているときに、エラーが発生しました。」
対処方法
以下のいずれかの方法で対処してください。
- 文字入力システムを、「Microsoft IME」など、「Microsoft Office IME 2007」「Microsoft Office IME 2010」以外の入力システムを設定する。
- MicroGDSの起動後にMANファイルを開く。
Micro日影 V10.0対応版
特に問題はありませんでした。
Micro建築製図 V10.0対応版
特に問題はありませんでした。
SXFトランスレータ V10.0対応版
特に問題はありませんでした。
JWWトランスレータ
現象
「mgjwconv.exe」をダブルクリックしたとき、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。 これは、JWWトランスレータ0909版以降の動作には、Microsoftのセキュリティアップデートされたランタイムライブラリが必要なためです。
エラー内容
「このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベントログを参照するか、コマンドラインツール dxdtrace.exeを使用してください。」
対処方法
「Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム」をインストールしてください。