パース制作
マスキング不要のペイントソフト
CGソフトでレンダリングした結果を、2D画像編集ソフトで最終的にレタッチしてパースを作成するという手法の場合、どうしても、2D画像編集ソフトでレタッチ加工をするためには、マスキング(選択領域の指定)は欠かせない操作です。しかしながら、Piranesiは、このマスキング操作を一切必要とせず、ダイレクトに特定の箇所にペイント処理を施していくことができるのです。
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CADデータのレイヤ(属性等)情報をベースに作られるPiranesiのマテリアル情報(左)と、 |
点景の自動スケーリング
PiranesiのEPixファイルは静止画にもかかわらず、Zバッファによる奥行き情報を持ったデータ構造です。このため、人物や樹木などの点景物を配置する際、奥行きを感知して自動的にスケーリングされて描画されます。点景を配置したあとに、いちいち大きさの調整などをする必要がありません。
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樹木の点景を配置している様子(ドラッグして配置すると、塀の奥にも配置可能) |
テクスチャの自動パースペクティブ投影
PiranesiのEPix空間は、奥行きの情報を持つだけでなく、投影法の情報も持ち合わせています。これにより、外壁などのテクスチャを貼り付ける際は、自動的にパースに合わせて投影されてマッピングされます。マッピングしたあとに、いちいちテクスチャを変形させる必要はありません。
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白い壁面にRYT3111U((C)KMEW)を貼り付けた例 |
柔軟な編集・修正に対応可能なレイヤー機能
ガラス面などの複雑な色味を合成しながら作成するような場面や、パース提出後のクライアント様からの修正要望などにも、新たに実装されるレイヤー機能を活用すると、容易にイメージを作成していくことができます。
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マルチペイントで作成した水彩とパステル画を合成した画像(左)と、レイヤマネージャの拡大画面(右) |
Photoshop PSD形式への出力をサポート
Piranesiが持つマテリアル情報を、自動的にPhotoshopのレイヤに変換して、PSDに出力することができます。つまり、Piranesiを介すことで、CADで作成したレイヤ情報がPhotoshopのレイヤに自動的に変換されることを意味します。
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PSD形式出力後、Photoshopで開いた画面 |
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