Answer
Windows 7上のMicroGDSで、MANファイルをダブルクリックしてMicroGDSを起動すると、「プログラムにコマンドを送信しているときに、エラーが発生しました」エラーが発生することが判明しています。
各バージョンでの対処方法につきましては、こちらをご覧ください。
・MicroGDS V11
・MicroGDS V10
・MicroGDS V9.0
このエラーは、MicroGDS V11.2.1以降のバージョンで解消されています。
Answer
以下のことが原因として考えられます。
- Windowsにログインするユーザのレジストリ情報が破損している。
- 仮想OS上にインストールしている。
- 何らかの理由でMicroGDSが使用するDLLを読み込むことができない。
- 何らかのセキュリティソフト、デスクトップのパフォーマンス改善ソフトがDLLの読み込み、または、プロセスを開始するシステムプログラムを変更しており、それが原因で、MicroGDSのDLLの読み込みを妨げている。
- 何らかのウィルスまたは悪意のあるプログラムが、前述と同様にDLLの読み込みまたはプロセスを開始するシステムプログラムを改変している。
- Adobe Acrobat9のAdobe 3D Capture DLLが影響している。
- NVIDIA Virtual Audioが影響している。
- YoutubeAdblockerが影響している。
- Search Protect(Conduit)が影響している。
<対処方法>
以下の操作を順に実施してください。
現象が改善されない場合は、次項目の操作を順にお試しください。
- Microsoft Updateを実施し、コンピュータを最新の状態に更新してください。
http://update.microsoft.com/microsoftupdate
→コンピュータを最新の状態に更新しても改善されない場合は、2の操作を実施してください。
- 他のログインユーザでMicroGDSを起動できるかご確認ください。
他のログインユーザでMicroGDSを起動できる場合は、特定のログインユーザでのみ問題が発生していることが考えられます。
その場合は、エラーで起動できないユーザでログインし、レジストリ情報を削除したのち、MicroGDSが起動するかご確認ください。
レジストリを削除するためのファイルは、ユーザーサポートよりお送りします。
お問い合わせフォームより、ご利用のMicroGDS v11の種類(Pro、Standard)、バージョン情報(「ヘルプ/バージョン情報」コマンドで表示されるバージョン番号)、MicroGDSのbitプラットフォーム(32bit版または64bit版)をお知らせください。
MicroGDSのbitプラットフォームは、Windowsの「スタートボタン」→「すべてのプログラム」→「MicroGDS 11.2」フォルダのフォルダ名称の末尾にてご確認ください。
→レジストリを削除しても改善されない場合は、3の操作を実施してください。
- ウィルス対策ソフトにアプリケーションの起動を制限する項目がある場合は、MicroGDSを制限の対象から外す設定を行なったのち、MicroGDSが起動するかご確認ください。
ウィルス対策ソフトの設定方法が不明の場合、安全のためにネットワークから切り離した状態で、ウィルスソフトを停止し、MicroGDSが起動するか、ご確認ください。
→MicroGDSが起動する場合は、ウィルスソフトの起動制限を解除する方法を、ウィルスソフトソフトのメーカーにご確認ください。
→設定を行なっても現象が改善されない場合は、4の操作を実施してください。
- システム監視ソフトがインストールされている場合は、監視対象からMicroGDSを外した状態でMicroGDSが起動するか、ご確認ください。
→以上の設定を行なっても現象が改善されない場合は、MicroGDSユーザーサポートまで、本FAQの操作を実施した旨をご記入の上、お問い合わせください。
Adobe Acrobat9がインストールされている環境の場合
Adobe Acrobat9の「Adobe 3D Capture DLL」が影響しており、これをアンインストールすることで解消された事例があります。
Acrobat 9が影響していると考えられる場合は、以下の手順で3D Capture DLLをアンインストールし、MicroGDSが起動するかご確認ください。
<ご注意>
実施にあたっては、以下の点をご了解ください。
※アクロバットのCADからの3次元モデル取り込みの機能が使用できなくなると思われます。
※以下にお知らせする操作は、外部のツールを使い、システムの変更を行うものです。結果的に何らかの問題が生じた場合、弊社ではサポートを行うことはできません。実施にあたっては、お客様ご自身の判断において操作を行なってください。
以下の操作は、管理者権限を持つユーザでログインしたのち、行います。
MicroGDSとAdobe Acrobatが起動できるかご確認ください。
- Adobe Acrobat 9をインストールします。
- 自動的に起動されるプログラムの一覧を作成し、停止することのできるツールをダウンロードします。
ツール名:Autoruns for Windows
http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb963902
- ダウンロードしたプログラムを解凍して起動します。
ライセンスのダイアログボックスが表示される場合は、確認し、了解する場合は「OK」ボタンをクリックします。
- 起動時に読み込まれる要素が表示されますので、「File/Find」コマンド(または「Ctrl」+「F」キーまたは双眼鏡のボタン)を実行します。
「ACAPTUSER」と入力して「ACAPTUSER32.dll」または「ACAPTUSER64.DLL」を検索します。
- 「ACAPTUSER32.dll」または「ACAPTUSER64.DLL」が見つかりましたら、項目の左にあるチェックボックスをクリックし、チェックをはずします。
- 「File/Exit」コマンドを実行し、パソコンを再起動します。
NVIDIA Virtual Audioがインストールされている環境の場合
コントロールパネルの「プログラムと機能」から『NVIDIA Virtual Audio』 をアンインストールし、MicroGDSが起動するかご確認ください。
YoutubeAdblocker、Search Protect(Conduit)がインストールされている環境の場合
YoutubeAdblocker、Search Protect(Conduit)が影響しており、これをアンインストールすることで解消された事例があります。
コントロールパネルの「プログラムと機能」で、これらのアプリケーションがある場合はアンインストールし、念のためにWindowsを再起動して、MicroGDSが起動するかご確認ください。
上記操作を行なっても、MicroGDSが起動しない場合は、MicroGDSユーザーサポートへご連絡ください。
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メニュー「ファイル/基本設定ファイルの編集」で、MicroGDS起動時に表示される縮尺情報を変更することができます。
<手順>
- 「ファイル/基本設定ファイルの編集」コマンドを実行します。
- 左側のツリーから、「設定」→「ドキュメントの初期化」の順にクリックします。
- 右側の項目から、「座標軸の縮尺(新規ウィンドウ定義の初期値)」行、「パーソナル」列のセルをクリックし、起動時に表示したい縮尺の分母の値を入力します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- MicroGDSを終了します。
このとき、「変更した設定をパーソナル設定ファイルに保存しますか?」というメッセージが表示されますが、手順4で「OK」ボタンをクリックした時点で設定ファイルに保存されますので、ここでは「はい/いいえ」どちらを選択しても構いません。
- MicroGDSを起動します。
- ステータスバーの縮尺が手順3で設定した値になっていることを確認します。