インフォマティクスのソリューション・サービスには最新のデータ解析技術が活かされています。
3Dデータ解析
3Dデータは、まちづくりや防災分野のみならず、様々な分野で活用されています。国土交通省PLATEAU(プラトー)で整備された3D都市モデルデータやLiDAR(Light Detection and Ranging : レーザー画像検出と測距) で取得された点群データ、簡易撮影による3Dモデル、標高データなどの 3Dデータを活用することで、地形や建物などについて空間的な把握が容易に行えます。
- 国土交通省PLATEAU(プラトー)で整備された3D都市モデルデータ
- LiDARで取得された3D点群データ
- 簡易撮影による3Dモデル
- 標高データ
利用例
動態データ解析
人や車両などの位置情報や状態を地図上でリアルタイムに表示することができます。様々な形態のデバイス、各種ブラウザに対応しています。既設システムへの組み込みにも対応し、他のソリューションとも連携できます。多様な分野へのシステム開発で培ったインフォマティクス の独自ロジックやライブラリの提供が可能です。
機能概要
- 対象の人や車両を地図上にシンボル表示し、状態によりステータスの切替表示
- 対象の人や車両の軌跡を地図上に表示
- 対象の人や車両が特定のエリア内に入ったことを地図上またはメール配信などで通知
- 管理者向け機能:動態表示の権限制御、表示間隔の設定
稼働環境
- デスクトップPC、スマートフォン、タブレット端末に対応
- Google Chrome、Microsoft Edge など各種ブラウザに対応
- 既設システムへの組み込みに対応
- クラウド(AWS・GCP・ISMAP)、オンプレミス、スタンドアロンの環境に対応
業務への適用案
- マンロケーション
- カーロケーション
- ヘリ・ドローン追跡システム
- ロジスティクスシステム
- 輸配送業務シミュレーション
- 警備・監視業務
画像・文章解析
画像解析
航空写真や車載カメラの画像から、特定の地物(例:道路標識、電柱、街灯)を抽出します。
画像解析 抽出対象例(左) 抽出例(右)
文章解析
SNSや報告資料などの文章情報を機械学習に適用することで、文章間の類似度や文章の構造解析、個人プロフィールの生成が可能になります。解析結果を活用することで、デジタル化に踏み出せていない領域や文章を使う様々な分野でのDX化に有用です。
ビッグデータ解析
行動分析
人・モノの動体情報を使って、時系列分析・経路分析を行います。指定した範囲に、人・モノがどのくらい存在していたか、どのような種類の動態が存在していたかを確認することができます。
クラスタ分析
背景地図や統計地図に含まれる建物、道路、人口などの情報をもとに、メッシュ単位で地域をクラスタリングします。事象の発生状況と掛け合わせることで、特定事象の背景に潜む要因発見を支援します。
クラスタ分析
業務への適用案
- 交通事故データやプローブ情報の分析・可視化
- 人流データを用いた行動分析
- 気象情報の過去データを用いた災害予測
- 航行・飛行データの分析・可視化
関連製品
- 3D-Bucket(スリーディー・バケット)|3D地形情報の表示・状況把握・計測
- Glove(グローブ)|道路・インフラ構造物の点群データ取得
- GyroEye(ジャイロアイ )|MR技術によるCAD図面・3Dモデルの空間表示
- SIS(エスアイエス)|各種空間解析機能を装備したGIS開発の基盤製品
データ解析技術に関する詳細・資料請求