技術と知識を掛け合わせて
新たな価値を生み出す
2018年入社 事業開発部 U.T.

PERSON.04

BUSINESS DEVELOPMENT DEPARTMENT

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新分野の技術を積極的に取り入れる姿勢に共感

新分野の技術を積極的に取り入れる姿勢に共感

“新しいもの好き”な私は流行りの技術に興味津々。今注目のドローンにも早くから関心を抱き、大学時代には工学部でドローンの研究に打ち込み、プライベートではドローンレースに参加。将来はその知識が生かせる業界に進みたいと考えていました。しかし、新しい技術だけに本格的に手がけている企業は少なく、ここぞというところを見つけられずにいました。
 そうしたなか、災害時にドローンを救助道具として取り入れることを研究している地理学の先生がいることを知り、ドローンに組み合わせられる技術を身につけたら、何かに生かせるのではないか? そう考えて、ドローンと相性の良さそうな地図に関連する企業を探し始めました。
そしてたどり着いたのがインフォマティクスです。GIS(地理情報システム)を提供する会社でありながら、新しい分野であるXR(VR、MR、ARなどの総称)も扱っており、“新しいもの好き” としては、そちらの分野にも心惹かれました。しかも、CADなど設計図面作成業務からスタートした会社ということで、私自身、大学で設計をかじっていただけに大いに興味をもちました。
入社して配属されたのは、新規事業部署、その名も事業開発部です。私が担当しているのは、「Microsoft HoloLens」というデバイスの中で動くアプリケーションの開発。「GyroEye Holo」と呼ばれるパッケージソフトウェアのことで、いわゆるMR(複合現実)を活用したシステムです。「GyroEye Holo」を搭載したデバイスを頭に装着すれば、例えば建築現場にわざわざ図面を持っていかなくても、目の前に図面が実寸サイズでホログラムとして投影されます。これにより、現場での作業が効率化されるだけでなく、遠隔コミュニケーションも可能になるなど、さまざまなメリットがあります。こうした画期的なシステムをお客様の要望に合わせて開発し、納品後もサポートしていくのが私の主な仕事です。

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入社2年目でもどんどんチャレンジできる!

入社2年目でもどんどんチャレンジできる!

実を言えば、「Microsoft HoloLens」というデバイス自体はアートやデザインの世界で利用されることを想定して開発されました。そこから弊社が独自に「GyroEye Holo」を開発し、「Microsoft HoloLens」を使用して土木・建築現場に活用できるシステムをつくりあげたのです。もともと弊社がもっていたCADの技術と、お客様が現場でどういう業務を行っているかの知識、そしてMicrosoftのデバイスを組み合わせて新たな価値を生み出したというわけです。
このように技術と技術を掛け合わせたら、ある業界ではとても役に立つということが多々あります。そうしたアイデアを実用化に向けて形にしていくのも、私たち事業開発部の重要な仕事。それゆえ、入社2年目といえども、いろいろなことにチャレンジさせてくれる環境があります。とくに現場での実証実験のときには、「製品のプロトタイプを即席でつくって」と頼まれることも。おかげで、学生時代に培ったはんだ付けの腕や工学の知識が役に立っています。
技術者としての道を歩み始めたばかりですが、もっと勉強してさまざまな技術を身につけ、将来的にはパッケージの開発や特許の取得にも取り組んでいきたいと思っています。今後機会があれば、ドローンを取り入れた新しい“何か”をつくってみたいですね。もともと“新しいもの好き”というのもありますが、世の中をみてもAIが登場し、社会自体が変わりつつあります。IT業界に身を置く者としては、その先を見据え、豊かな未来を実現するために新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと考えています。

入社からの軌跡

  1. 12018.4

    入社

    新人研修を行い、弊社の基礎知識や社会人としてのビジネスマナーなどを学ぶ。

  2. 22018.5

    社外プログラミング研修

    社外講師のもとで、ソフトウェアやプログラミングの基礎を学ぶ。

  3. 32018.8

    事業開発部に配属

    XRに関連する開発を中心に、新製品の品質保証テスト、新製品開発のサポート業務を担う。

学生へメッセージを

どんな仕事であれ、働き始めてから覚えることはとても多く、大変なことは言うまでもありません。調べたり、人に聞いたりすることがとても重要になってきます。また、趣味でも仕事でもやりたいことを見つけることも大事。見つかった人はどんどん打ち込んでいけばいいと思います。まだ見つかっていない人は、ぜひいろいろチャレンジして、やりたいことを見つけてください。

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