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SIS 9.1の特長
- ダークモード表示や画面デザイン変更で使いやすさ向上
- 主題図の表現が多彩に
- ツール・サンプルプログラムの追加
- テーブルウィンドウの操作性向上
- 新プロセス操作「Z座標値設定」「最大内接円」の追加
- 充実した解析コマンド
最新バージョン SIS 9.1 機能ポイント
動作環境
SIS最新バージョン9.1の動作環境は以下よりご確認いただけます。
使いやすさを追求
ユーザインタフェース
- ダークモードをサポート
従来のライトモードに加え、OSの設定を検知してダークモード表示が可能になりました。 - 簡易リボンと標準リボン
「簡易リボン」表示で作業画面をより広く表示できます。標準リボン
簡易リボン
- リボンバーで検索
リボンバーの検索ボックスで、 コマンド、 マップドキュメント(SWD)、オーバーレイ、保存したビュー、アイテム、テーブルの行を検索できるようになりました。
- クイックアクセスツールバーのラベル表示
よく使用するコマンドをまとめた「クイックアクセスツールバー」にラベル表示できるようになり、コマンドを確認しやすくなりました。 - 別ウィンドウ表示をサポート
マップ、テーブル、3Dウィンドウのタブをドラックアンドドロップで別ウィンドウとして表示できます。
モニタを2台使用しているときに便利です。 - ウィンドウの切り替えに便利なナビゲータ機能
開いているSWDファイルの ウィンドウ表示をCtrl+Tab キーで手早く切り替えるこ とができます。 - オーバーレイダイアログの設定コピー
タブごとに、オーバーレイの設定をコピーできます。
①囲み内の設定をすべてコピー ②ペースト前 ③ペースト後
- ホットスナップアイテムのハイライト表示
マウスポインタをあてたアイテムがハイライト表示され、アイテムを選択しやすくなりました。
- フォーミュラダイアログのコード記述補助
ショートカットキーで関数、引数、オーバーレイの候補などを表示できます。
構文誤り時の場所と理由が表示されるようになりました。
フォーミュラをより簡単に記述できるようになりました。
快適なパフォーマンス
- 高速配信XYZ形式タイル画像
「Webタイル出力」ツールプログラムで、高速表示可能なWeb配信用XYZ形式タイル画像を簡単に生成できます。
より強化された作図・編集機能
- Pen、Brush、Symbol関数の追加
ラインの幅やサイズを規定する単位「px」「pt」を追加。ラインの始終点のシンボルの大きさや、表示スケールの影響を受けない間隔のハッチをフォーミュラで設定できます。
始点シンボルは角度変更。終点シンボルはサイズ変更
- 多彩な印刷図面の編集機能
印刷用のテーブルアイテムは、マップフレーム内のアイテムのみを一覧表示したり、フォーミュラ値による順序で並べ替えが可能になりました。
人口による並べ替え
- 文字の背景結合
文字の背景色の凹凸を回避できるようになりました。
- アイテム作図時に様々な設定が可能に
アイテムを作成時に、文字列やフォーミュラで指定した値をユーザ属性に自動的に付与したり、作図と同時にプロセスを実行したりできるようになりました。
- スタイル別の高度レンダリング設定
ステータスバーに追加された歯車アイコンで、個別に高度レンダリング設定を切り替えられるようになりました。
テーブルウィンドウ
- 検索バーを追加
表計算ソフトのフィルタのように、文字や数値による絞り込みができます。 - オートコンプリート機能
文字列型の値の入力時に、列の中から入力候補を表示できるようになりました。
- 並べ替え動作の改善
並べ替え後にフィルタリングなどの操作をした場合、並べ替え設定が保持されるよう改善されました。
- 統計機能の表現力向上
「統計」コマンドで生成するグラフで、カラーセットを利用できるようになりました。また、「3D円グラフ」「3D棒グラフ」を追加しました。 - PDF出力
テーブルウィンドウをPDFファイルに出力できるようになりました。
多彩な地図表現機能
豊富な主題図表現
- クラスタ主題図追加
クラスタ主題図は、アイテム数を地図のズームに応じて動的にクラスタ化して表現します。
ラベル主題図は、ラベル配置オプションを追加しました。クラスタ主題図
ラベル主題図
河川名を「中心軸上」で表示
高度な空間解析
ルート検索
- 多地点間のルート検索
多対多の地点間ルート検索を一度に実行できます。
複数地点間を総当たりでルート検索できます。
- 双方向ルート検索
上り下り双方向のルート検索を一つのフォーミュラで実行できます。
双方向ルート検索のフォーミュラ
[_length#/Fspeed#, _length#/Bspeed#]
- 最も近いアイテムの検索
FindNearest関数が追加され、フォーミュラで最も近いアイテムを検索することができます。
プロセス
- プロセス操作の向上
「アクセス不能な極(到達不能極)」や「最大内接円」が追加されました。
また、Z座標値設定や平板化、アイテムやグリッドの位置をスナップしてアイテムを作成するスナッププロセスが追加されました。
- リボンタブのプロセスリスト表示
リボンのプロセスのリスト表示数が増えて使いやすくなりました。
- プロセスのログ
プロセスの操作内容をログに出力できるようになりました。
複雑なデータの視覚化
- 変数バッファ
可変幅のバッファが作図可能になり、より深くデータを解析できるようになりました。
- 標高プロファイル
高さ情報を持つアイテムの統計情報を取得し断面図を表現できるようになりました。
- カルトグラムによる表現
図形の大きさに印象を左右されず、統計データに基づいた地図表現ができます。
面積当たりの感染者数を表したカルトグラム
【地図データ出典】
・国土交通省国土政策局:国土数値情報(行政区域データ、500mメッシュ別将来推計人口(H30国政局推計)、用途地域データ(2019年度))をもとに弊社が加工して作成
・国土地理院:基盤地図情報、地理院タイル(飛騨市)
・政府統計の総合窓⼝(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
・警察庁オープンデータ本票2020年度
・株式会社ゼンリン:©2023 ZENRIN CO.,LTD.(Z23LD2890 号、Z23LD2891 号)
・Open StreetMap data ©OpenStreetMap Contributors
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