群馬県立尾瀬高等学校

群馬県立尾瀬高等学校 自然環境科

尾瀬、武尊山(ほたかやま)、片品川など、周辺の自然環境の調査・研究活動を行っている尾瀬高等学校自然環境科では、水質や動植物の生息分布といった各種研究データの解析とWeb公開への活用に向けてSISを導入。GISを活用した環境教育への取り組みを開始した。


お客様プロフィール
尾瀬高等学校 校舎

開校:1962年
所在地:〒378-0301 群馬県沼田市利根町平川1406
TEL:0278-56-2310
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尾瀬、武尊山(ほたかやま)、片品川など、周辺の自然環境の調査・研究活動を行っている尾瀬高等学校自然環境科では、水質や動植物の生息分布といった各種研究データの解析とWeb公開への活用に向けてSISを導入。GISを活用した環境教育への取り組みを開始した。


導入の背景

尾瀬高等学校は、平成16年、教育現場で収集した情報を地域活性化のために広めるという役割を担い、学校内に尾瀬情報センターを設立。その後、GIS導入対象校として群馬県教育委員会から推薦されたことがきっかけとなり、GIS導入に至った。


運用

平成16年より、理科部(※1) の顧問教員と生徒が中心となり、尾瀬国立公園や武尊山(ほたかやま)周辺の環境調査を開始。以降、定期的にデータ収集を行っている。

具体的な活動の流れは以下のとおりである。
1. 各調査(ニホンジカ、植生、水質など)を実施
2. 調査地点の座標をGPSで取得
3. 調査時間、種類などの情報を記録用紙に記入
4. 3の情報をSISに取り込む


SISの操作の習熟度については、基本操作から再スタートしているのが現状。教員が、SISワークショップセミナー、「SIS入門 - 基礎から学ぶGIS」(書籍)、インフォマティクスのサポート支援などを利用しながら、学生達とともに操作の習得に努めている。

SISワークショップセミナーでは、データベース接続、主題図の作成・追加をはじめ基本操作の講義を受けた。この受講により、SISの操作性に今後の活用への可能性を感じたという。


※1
従来、理科部では研究中心の活動が行われていたが、平成11年より「自然を楽しむ」「人との交流」という要素を加え、自然環境科の授業や課外活動をより一層深め広げるような活動を行う部となった。生徒39名・顧問教員8名(2009年10月現在)というメンバー構成で、主に尾瀬高校周辺地域の自然(尾瀬、武尊山、片品川など)を対象に環境モニタリングを行っている。これらの調査活動から研究活動に発展した内容は、群馬県理科研究発表会にて、平成14年度から8年連続で最優秀賞を受賞。また、日本学生科学賞群馬県審査にて、平成18年度から4年連続で最優秀賞を受賞し、中央審査(科学の甲子園)に進出。平成20年度には中央審査にて入選を果たした。平成21年度は最終審査にエントリーし、ポスターセッションによる発表を東京都内で行う予定。研究成果は、尾瀬情報センターのホームページに掲載中。(以上、尾瀬高校理科部のページより)

自然環境調査(ニホンジカ調査)の様子
自然環境科 主任:松井氏(左) 荒井氏(右)

自然環境調査(ニホンジカ調査)の様子

自然環境科 主任:松井氏(左) 荒井氏(右)

   
尾瀬ヶ原におけるニホンジカの調査結果
片品川の水質調査結果

尾瀬ヶ原におけるニホンジカの調査結果

片品川の水質調査結果

※上記調査結果は、現地調査データを教育用WebGISを使って登録したものである。


システム選定のポイント

尾瀬高校では、当初WebGISを導入し、研究成果の公開を進めていた。しかし、学習現場において、「公開以上に、これまでの調査成果をもとに、さらに解析・考察を進めたい」という意識が高まった。それに伴い、データベースの読み込みや調査結果の解析が可能であり、なおかつ解析結果が可視化できる機能を持つGISが必要となった。

GISソフトウェアの選定にあたっては、尾瀬の自然保護分野でGISの導入実績があることからSISを採用。SIS Map Managerの利用を開始した。


今後の課題

「今後は、教員・生徒ともにSISの操作スキルを向上させ、収集したデータの解析を進めていきたい。また、最終的には、SISを使った解析と、WebGISを使った公開を目指したい」という。


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