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続々々 SIS講座 空間情報クラウドの幕開け

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ザ・コンサルタント - 高木君がゆく、GIS地域分析への道    ※GIS NEXT Vol.31に掲載

ミッション1 幸福地区分析指令。データを収集しSISにまとめて表示せよ!

今回は、あるコンサルティング会社を舞台に、クライアントからの出店候補地選定依頼から始まった花村課長と高木君のストーリーを通して、SISの特長をご紹介していきます。コンビニエンスストアの商圏分析を取り上げていますが、他の業態でも利用できる方法ですので、ぜひお付き合いください。

<登場人物紹介>

高木 朗(たかぎ ほがら)
コンサルティング部
カスタマリサーチ課所属
入社2年目GIS初心者

高木 朗

花村 満(はなむら みつる)
コンサルティング部
カスタマリサーチ課長
今回の業務の責任者

花村 満

図1 各種分析イメージ 図1 各種分析イメージ
図1 各種分析イメージ 図1 各種分析イメージ

図1 各種分析イメージ

幸福地区分析指令!

神奈川県を拠点に、流通業界の顧客を多数持つ中堅コンサルティング企業ハッピーリサーチ社。今回、コンビニエンスストアを展開しているナイスマート社から出店計画の相談を受け、調査結果から幸福地区を候補として、コンサルティング部の花村課長のチームが出店候補地を選定することになった。

花村課長のつぶやき

分析のために、まず空間的に現状把握をしてみよう。こういうときは、GIS(地理情報システム)が有効だな。うちの部に入っているSISを使うとして、最近力をつけてきた高木君に手伝ってもらおうか。

高木君は、入社2年目。業務には慣れてきたものの、GIS使用経験はゼロ。コンサルタントを目指して、花村課長のもとで修行中。

高木:
課長、お呼びでしょうか?
花村:
ナイスマート社の出店計画に、幸福地区を提案することになってね、店舗候補地を選定するんだが、高木君、この件を手伝ってもらえるかな?
高木:
はい、やらせてください。
花村:
地図と統計データを使って、根拠のわかる報告書にしようと思う。評価と分析にSISを使って、4日くらいでまとめたいと思っているんだけど、高木君、SISは使ったことなかったよね?
高木:
はい。でも、この機会にぜひ使わせてください。きっと使いこなせるようになってみせます!
花村:
じゃあ、報告書は僕がまとめるから、高木君はSISにデータをまとめて、分析の作業とグラフィック作成をやってくれるかな?
高木:
はい、わかりました。データは何を集めればいいですか?
花村:
まず、幸福地区の地図データと統計データを頼むよ。必要なデータはこれくらいかな。集めて読み込むところまでやったら見せてくれ。
高木:
じゃあ、早速作業にかかります。

<花村課長のメモ>

データを収集せよ!

高木君の作業

基盤地図情報の幸福地区データは「基盤地図情報ダウンロードサービス」からダウンロードできた。全国デジタル道路地図は購入しているそうだからOK。行政界ポリゴンと人口統計はSISにバンドルされているらしいから、これでひとまず全部揃ったな。

集めたデータをまとめて表示せよ!
図2 基盤地図情報 幸福地区データ

図2 基盤地図情報 幸福地区データ

 

あとは、SISで読み込んでいけばいいわけだ。基盤地図情報からいくか。圧縮ファイル(*.zip)のままでいいのかな?

高木君は、SISを起動し、とりあえず基盤地図情報の圧縮ファイルをSISにドラッグ&ドロップしてみた。幸福地区の全体が表示された。

 

えっ、こんなに簡単に表示できるんだ!(図2)

図3 全国デジタル道路地図(DRM)

図3 全国デジタル道路地図(DRM)

 

次は全国デジタル道路地図。ファイルの拡張子が「.11」で、さっきと違うけど大丈夫かな?おっ、できたぞ!(図3)

図4 行政界ポリゴン

図4 行政界ポリゴン

 

最後に行政界ポリゴンの「市区町村行政界.bds」をドロップ。うん、きれいに重なった。(図4)

高木:
課長、報告です。ドラッグ&ドロップだけで、どんどん読み込めました。正直、ビックリです。
花村:
SISにはいろいろなデータに応じたプラグインが標準装備されているから、データ変換なしで読み込めるんだよ。投影法の違いも吸収して処理してくれるんだ。
高木:
ドロップして直接読み込めるって、スゴイですね。
花村:
人口統計データはどうした?
高木:
あっ、そうでした。行政界ごとの人口統計データを準備しました。でも、これはどう使えば…?
花村:
それは地図ではないから、行政界ポリゴンと関連付けて表示するんだ。SISに「テーブル接続」という機能がある。それを使うと、統計データを図形の属性として扱えるようになるんだよ。
高木:
わかりました。やってみます。

ここまでで、高木君が学んだこと

  • SISはプラグインを使ってデータを変換せずに読み込める!
  • 地図の投影法に関わらず適切に重ね合わされる!
統計データと地図を関連付けて表示せよ!

読み込みは楽勝でクリアした高木君。次はテーブル接続にトライし、さらに既存店と競合店の登録、経路作図を行うことに・・・。

地図データ出典:国土交通省国土地理院発行の基盤地図情報
©2010 ZENRIN CO.,LTD(Z10LD第198号)Zmap-AREAII(2005-3版)