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続々 SIS講座 SISで斬る空間情報道場

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続々 SIS講座 SISで斬る空間情報道場 第4回    ※GIS NEXT Vol30に掲載

第4回 主題図はこうして色分けする!

前回はSISの新バージョン7.0の特長をご紹介しました。アンチエイリアス表示やペンの透過など、『地図が微笑むGIS』を実感していただけたでしょうか?今回も引き続き、地図表現の美しさを中心にSIS 7.0の特長をご紹介します。


図1 『ColorBrewer』のレンジ主題図表現

図1 『ColorBrewer』のレンジ主題図表現

『ColorBrewer』でキレイな地図

SIS 7.0では『ColorBrewer』というカラーセットが追加されました。『ColorBrewer』はCynthia A. Brewerが考案したカラーパレットで、目に優しい配色で、色の区分が明瞭になるように工夫されています。このカラーセットには、35種類もの色味があり、それぞれ3~12段階の色が設定してあります。個別値やレンジなど色分けできる主題図で『ColorBrewer』のさまざまな色味から選択して、多彩な主題図表現ができます。図1は、『ColorBrewer』を使った主題図表現のご紹介として、市区町村別の昼間人口をもとに4種類の色味のレンジ主題図を設定しました。テーマに応じて色味を使い分けることができます。

『ColorBrewer』カラーセットを使ってみよう

ここでは、SIS 7.0バンドルデータの「Vector\国土地理院\基盤地図情報25000\市区町村行政界.bds」をベースデータとして、「統計\昼間人口.csv」を外部接続データとして使用します。

まず、SIS 7.0に「市区町村行政界.bds」をドラッグ&ドロップしてください。地図が表示されたら、「マップ/オーバーレイ」の「接続」タブで「昼間人口.csv」を接続し(SIS 7.0から加わったオーバーレイ指定のテーブル接続機能)、「市区町村行政界.bds」のポリゴンデータと「昼間人口.csv」のレコードがリンクするように設定してください(図2)。


図2 市区町村行政界ポリゴンと昼間人口データの接続

図2 市区町村行政界ポリゴンと昼間人口データの接続

市区町村行政界のオーバーレイにレンジ主題図を追加します。「マップ/追加/主題図」で主題図追加ウィザードを進めます。「新規 主題図」では「レンジ」を選択して「次へ」。「プロパティ/フォーミュラ 選択」ではリストから「昼間人口(人)」を選択して「次へ」。「レンジ」では、「レンジの数」を3〜12の間で任意に選択し、「次へ」。「レンジ主題図 スタイル」で「ブラシ」ボタン、「色の選択」で割り当てる『ColorBrewer』のカラーセットを選択します(図3)。ここでは、「順次・連続(Sequential)/黄-橙-赤」を選択して「OK」、「レンジ主題図 スタイル」は「完了」です。


図3 『ColorBrewer』の色味選択

図3 『ColorBrewer』の色味選択

レンジ値ごとに、塗りつぶしの表示/非表示を切り替えることもできます。ワークスペースウィンドウの主題図ビューで市区町村行政界のオーバーレイを展開してください。レンジ主題図を展開して、子ノードをクリックします。白丸(○)が非表示で、黒丸(●)が表示です。連動して主題図ビュー下部の凡例も切り替わります(図4)。


図4 レンジの表示/非表示切り替え

図4 レンジの表示/非表示切り替え

おわりに

今回も、前回に続いてSIS 7.0の特長をご紹介しました。『ColorBrewer』でキレイな色味の主題地図が簡単にできますので、ぜひ触ってみてください。SIS 7.0の高い表現力を実感していただけると思います。

続々SIS講座「SISで斬る空間情報道場」はこれで最終回です。前半では基盤地図情報データの利用を、後半ではSIS 7.0の特長を地図表現の美しさを中心にご紹介してきました。高い相互運用性に加えて、表現の豊かさが追加されたSISを、今後ともご愛顧いただけたらと思います。

地図データ出典:国土地理院
この地図は、国土地理院発行の基盤地図情報(縮尺レベル25000)を使用したものである。
統計データ出典:総務省「国勢調査(平成17年)」