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続々 SIS講座 SISで斬る空間情報道場

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続々 SIS講座 SISで斬る空間情報道場 第1回    ※GIS NEXT Vol.27に掲載

第1回 基盤地図情報を使ってみよう!

現在、国土地理院の「基盤地図情報」や国土交通省国土計画局の「国土数値情報」など、GISの基盤となるデータが多数、基本的に無償で公開されています。新連載第1回は、「基盤地図情報を使ってみよう!」と題して、基盤地図情報の特徴や活用法をご紹介します。フリービューアSIS Map Browserを使って読み込んでみましょう!


図1 SIS Map Browserで基盤地図を読み込んだ結果

図1 SIS Map Browserで基盤地図を読み込んだ結果

基盤地図情報とは?

表1 基盤地図情報の項目

まず「基盤地図情報とは何か?」について、国土交通省国土地理院の「基盤地図情報サイト」で調べてみました。

「地理空間情報のうち、電子地図上における地理空間情報の位置を定めるための基準となる測量の基準点、海岸線、公共施設の境界線、行政区画その他の国土交通省令で定めるものの位置情報(国土交通省令で定める基準に適合するものに限る。)であって、電磁的方式により記録されたもの」と定義されています。つまり、地図データ上における右表の13項目のことを指しているんですね(表1)

基盤地図情報の特徴は?

基盤地図情報には、以下のような特徴があります。

  • 対象項目は国土交通省令で定める地図項目
  • 全国をシームレスに結合
  • JIS規格/国際規格に適合
  • インターネット経由で無償提供
  • 誰もがGISのベースマップとして使用可能な共通の白地図

ですから、誰でもWeb経由で入手し、全国どこでも好きな地域を対象にした分析が手軽に行えるのです。

SISフリービューアで基盤地図情報を使ってベースマップを作成!

今回はフリービューア「SIS Map Browser」を使って、国土地理院の基盤地図情報(縮尺レベル25000)のWMS配信サービス(農研機構提供)のデータをもとにベースマップを作成してみましょう。

  • 以下のURLからSIS Map Browserをダウンロードしインストールします。
    https://sisasc.informatix.co.jp/sis_support/freeviewer/download/top.asp
  • SIS Map Browserを起動し、「マップ/追加/OGCオーバーレイ」コマンドを実行します。
  • 「OGC WMS」を選択して次へ進みます。
  • 「WMSサーバアドレス」欄に以下のURLを入力して次へ進みます。
    http://www.finds.jp/ws/kiban25000wms.cgi?
  • 「利用可能なレイヤ」欄から必要なレイヤを「選択レイヤ」に追加し、次へ進みます。必要に応じて設定変更を行い、「完了」をクリックします。これで基盤地図が読み込まれました(図1)。
    SIS Map Browserなら、基盤地図のデータを個々にダウンロードしたり解凍・変換する手間をかけずに、すぐに取り込んで利用できます。取り込む際に設定すれば、レイヤ分けも可能です。
オリジナルデータとの重ね合わせ

取り込んだ基盤地図の上に、任意のデータを追加することができます。弊社で公開しているOpenGIS Web Feature Service(WFS)サーバ(http://sisasc.informatix.co.jp/ogc/KANAGAWA.exe?)からベクタデータを取り込み、主題図を追加してみました(図2)。WFSサーバからのベクタデータ取り込み方法は続SIS講座の第3回でご紹介しています。

図2 基盤地図をベースに主題図を作成した結果

図2 基盤地図をベースに主題図を作成した結果

図3 図2を拡大表示

図3 図2を拡大表示

おわりに

いかがでしたか? 今回は、SIS Map Browserを使って基盤地図情報の簡単な取り込みをご紹介しました。取り込んだ基盤地図情報のベースデータ上にオリジナルデータを重ね合わせて、用途に応じた主題図を簡単に作成することもできます。次回は、「基盤地図情報サイト」から基盤地図データをダウンロードして利用する方法についてご紹介します。

※空間情報システムは、株式会社インフォマティクスの登録商標です。OGC、OpenGISはOpen Geospatial Consortium, Inc.の登録商標です。
地図データ出典:国土交通省国土地理院発行の基盤地図情報、5万分の1地形図