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続 SIS講座 空間情報・交差点

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続 SIS講座 空間情報・交差点 第1回    ※GIS NEXT Vol.23に掲載

第1回 集まれっ!地図データ!

続SIS講座「空間情報・交差点」では、SISの目指す相互運用性(インターオペラビリティ)について紹介していきます。第1回は、SISのOpenGIS® Web Map Service(WMS)機能をご紹介。WMSで世界中の地図データを参照し、重ね合わせてみましょう。


図1 Demis World Map

図1 Demis World Map

SISフリービューアを使ってみよう!

WMS機能は、SISフリービューアのSIS Map Browserで誰でもすぐに体験できます。SISのWebサイトの「SIS V6.2フリービューアダウンロード」からインストールプログラムを入手し、すべて既定値のままインストールしてください。「スタート」メニューの「プログラム/SISフリービューア6.2/Map Browser」からSIS Map Browserを起動し、Demis社がWMSを実装しているDemis Web Map ServerのWorld Mapを取り込んでみましょう(図1)。メニューから「マップ/追加/OGCオーバーレイ」を実行し、「OGC WMS」を選択して「次へ」(図2)。WMSサーバアドレスに次のURLを入力して「次へ」(図3)。

http://www2.demis.nl/mapserver/request.asp?
(提供元:Demis


利用可能なレイヤから「Demis World Map」を選択して「>>」ボタン、「次へ」(図4)。そのまま「完了」です(図5)。

図2 データソースタイプの指定

図2 データソースタイプの指定

図3 URLの指定

図3 URLの指定

図4 レイヤの指定

図4 レイヤの指定

図5 座標系等各種設定

図5 座標系等各種設定

次はNASA OnEarth Web Map Serverの「Blue Marble Next Generation」を取り込んでみましょう(図6)。同様の方法で、以下のURLを指定し(※1)、利用可能レイヤから「OnEarth Web Map Server/ Blue Marble NextGeneration, Global MODIS derived image」を選択して 「>」ボタン、あとは既定値のままです。

※1 「XMLをサーバから検証」チェックボックスのチェックをはずしてください。

http://wms.jpl.nasa.gov/wms.cgi?
(提供元:NASA/JPL-Caltech


図6 NASA Blue Marble Next Generation

図6 NASA Blue Marble Next Generation

国内データとしては国土交通省国土計画局オルソ化空中写真があります(図7)。以下のURLで、利用可能レイヤから「ORTHOIMG/ORTHOIMG03」を選択して「>」ボタンを押し、設定画面で「下辺XY(139.68, 35.52)」、「上辺XY(139.72, 35.54)」と入力して「完了」します。

http://orthophoto.mlit.go.jp:8888/wms/service/wmsRasterTileMap?
(提供元:国土交通省国土計画局


図7 国土交通省国土計画局ORTHOIMG03 JR川崎駅付近(1987~1990)

図7 国土交通省国土計画局ORTHOIMG03 JR川崎駅付近(1987~1990)

弊社でも、SISのWMS機能を利用して以下のデータを公開しています。JAPAN_WMS.exeの地図データを追加して、Demis World Mapと重ねてみましょう(図8)。設定画面で座標系を「EPSG:4326」に設定すると重なります。

http://sisasc.informatix.co.jp/ogc/JAPAN_WMS.exe?


図8 Demis World MapとJAPAN_WMS.exe(JAPAN_SWD)

図8 Demis World MapとJAPAN_WMS.exe(JAPAN_SWD)

いかがでしたか?今回は、SIS Map Browserを使用してインターネット上のWMSサーバから地図データを参照して重ね合わせました。SISが「空間情報の交差点」になった瞬間を体験していただけたのではないかと思います。この機会に他の地図データも探して参照してみてください。


図9 SIS Map Browserでの主題図利用例

図9 SIS Map Browserでの主題図利用例


次回から3回の連載では、WMS以外のOpenGIS®機能やオリジナル地図データの配信をご紹介します。図9のような主題図表現等も自由にできますのでお楽しみに!

今回のキーワード OpenGIS® Web Map Service(WMS)

OpenGIS® は、Open Geospatial Consortium, Inc.(OGC)が策定した技術仕様の総称で、それらを実装すると異なるGISソフトウェア間で地図データをやり取りできます。WMSはこの技術仕様の1つで、画像による地図データのやり取りを規定しています。また各仕様にはバージョンがあり、WMSの最新バージョンは1.3.0です。クライアントとサーバのソフトウェアがWMSを実装していると、クライアントソフトウェアは複数のWMSサーバから地図データを取得して重ね合わせることができます(この連載ではSIS Map Browserを利用しています)。WMSの仕様の詳細は、OGCのWebサイトを参照してください。

OGC対応のSIS製品についてはこちら

※空間情報システムは、株式会社インフォマティクスの登録商標です。OGC、OpenGISはOpen Geospatial Consortium, Inc.の登録商標です。
地図データ出典: Courtesy NASA/JPL-Caltech、国土画像情報(オルソ化空中写真)、国土交通省国土地理院発行の100万分の1日本ⅠⅡⅢ、5万分の1地形図、数値地図200000(海岸線・行政界)