1. SISトップ
  2. 製品情報
  3. SIS講座

SIS講座

講座 メニュー

なるほど、役立つ!やさしいSIS講座 第4回    ※GIS NEXT Vol.22に掲載

第4回 「情報交換エトセトラ」

前回は「編集」と「表現」の便利な機能をご紹介しました。日々変化する情報を分析することで、これまで見えなかったものが見えてきたのではないでしょうか。情報の変化を継続して追跡すると、さらに深い情報の本質が得られます。今回は「情報交換」の便利な機能をご紹介します。手持ちのデータを提供したり、他の分野のデータを提供してもらったりして、どんどん情報のやり取りを進めましょう。
SISには情報交換の手段として「印刷」や「ファイル出力」機能があり、「フリービューア」による参照も可能です。


ゼンリンZmap-AREAⅡ(抽出版)広域図

ゼンリンZmap-AREAⅡ(抽出版)広域図

紙で情報交換しよう!

まず、印刷した紙による情報交換を実践してみましょう。SISのプリントテンプレートを利用すれば、決まった書式での印刷があっという間にできます。


第2回で作成した「オリジナルマップ」を開きましょう。SISを起動して「ファイル/開く」コマンドを実行すると、マップドキュメントファイル(*.swd)を開くことができます。いつもの背景表示用の地図スタイル(SISフォルダ\Libraries\zmaparea2libraries\AREA2_background.nol)を設定してください。地図スタイルのファイルをドラッグ&ドロップして、「マップ/描き直し(F5)」コマンドを実行すればOKです。「ファイル/プリントテンプレート/クイックウィザード」コマンドを実行します。SISにあらかじめ用意されているプリントテンプレートを使ってみましょう。ツリーから「A4(横)」を選択して「スケール」を任意に指定し、「次へ」をクリックします。


プリントテンプレートを選択


マウスカーソルにプリントテンプレートの枠が表示されます。地図上をクリックして、任意の位置に配置してください。ちょうど地図をプリントテンプレート枠で切り取るイメージです。


地図上にプリントテンプレートを配置


配置したら「次へ」をクリックして「完了」します。これで印刷用の書式ができあがりました。あとは「ファイル/印刷」コマンドで印刷するだけです。簡単ですね。


プリントテンプレートを利用して印刷

プリントテンプレートを利用した印刷

デジタルデータで情報交換しよう!

次にAdobe Portable Document Format (*.pdf)による情報交換をご紹介します。第3回で作成した「オリジナルマップ」を開きましょう。今度は「ファイル/プリントテンプレート/ウィザード」コマンドを実行します。SISではプリントテンプレートを自作することもできます。ここではあらかじめ作成しておいた「オリジナルA4(横)」を選択して「次へ」をクリックします。こんなデザインのプリントテンプレートも簡単に作れます。(作成方法はまたの機会に。)


オリジナルのプリントテンプレート


プリントテンプレートを配置して「次へ」をクリックすると、「スケールバー」や「方位シンボル」等を追加できます。追加する項目をチェックして「次へ」をクリックし、それぞれ編集や任意の位置への配置を行ってください。最終ページで「Adobe Portable Document Format(PDF)として保存」を選択して「完了」すれば、PDFへの出力ができます。こんなふうに、PDFによる情報交換も簡単に行えます。


今回はプリントテンプレートを使ってPDFに出力しましたが、マップウィンドウの地図データを直接PDFに出力することも可能です。これは「ファイル/出力/ファイル」コマンドで行います。


プリントテンプレートを利用したPDF出力

プリントテンプレートを利用したPDF出力

SISフリービューアを使おう!

SISどうしで情報交換できれば、SIS上の分析結果や表現をそのまま受け渡すことができてさらに便利です。SISフリービューアを使えば、受け取った側でビュー操作や属性参照、主題図を新しく作成して別の指標での表現ができます。
SISフリービューアは、SISのWebサイトの「SIS V6.2 フリービューア ダウンロード」から入手してください。


SIS Map Modeller/Managerで「ファイル/ファイルフォーマットを指定して保存」コマンドを実行して「PWDファイル(*.pwd)」を選択し、名前を付けて保存します。フリービューアの「SIS Map Reader」を起動してPWDファイルを開けば、情報の受け取りは完了です。情報交換の際にぜひ活用してください。

おわりに

今回は、情報交換をテーマに便利な機能をご紹介しました。得られた地理情報を相互にやりとりすることで、さらに展開させることができたと思います。

前回の答え

「隣り合う面の境界線の変更を便利にするデータ構造は?」でしたね。答えは「トポロジー構造」です。対象の面(エリア)を選択して「アイテム/エリア/エリア/トポロジーに変換」コマンドを実行してください。トポロジー構造なら境界線が1本になるので、境界線の変更も1度で済みます。


地図データ出典:株式会社昭文社 歩行者ネットワークデータ その他掲載しているデータは出典元の著作物です。
© 2007 ZENRIN CO., LTD(Z07LD第030号)Zmap-AREAII(2005-3版)を利用しています。