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なるほど、役立つ!やさしいSIS講座 第3回    ※GIS NEXT Vol.21に掲載

大字データを利用してみよう!

この講座で作成・使用している「マイ ベースマップ」を開きましょう。まず、SISを起動したのち「ファイル/新規作成」コマンドを実行します。「テンプレートベース マップドキュメント」を選択して「次へ」、マップテンプレートのリストから「マイ ベースマップ」を選択して「完了」です。背景表示用の地図スタイル(SIS フォルダ\Libraries\zmaparea2libraries\AREA2_background.nol)をドラッグ&ドロップして「マップ/描き直し(F5)」コマンドを実行すると、背景表示用の地図スタイルに切り替わります。

ゼンリンZmap-AREAⅡ(抽出版)広域図には行政界面データが含まれています。行政界面データのうち大字面データを利用しますが、ここで、市販地図データを編集可能な状態で読み込むウラ技をご紹介。大字面データ(ZENKOKU\ADMDAT\IU\5339\533925\ADM533925004.DAT)をマウスの右ボタンで選択し、ドラッグ&ドロップするとメニューが表示されます。「インポートファイル」を選択すると、編集可能な状態で読み込まれます。


マウスの右ボタンで大字面データを選択

データを加工しよう!

読み込んだ各大字データは生の市販地図データなので、図郭単位で分割されています。同じ大字どうしを結合したくなりますね。早速、SISのディゾルブ機能で結合してみましょう。


「編集/すべて選択」コマンドでアイテムを選択します。「変更/ブーリアン/ディゾルブ」コマンドでユーザ属性から「area2_AdrCode$」を選択して「OK」します。「area2_AdrCode$」は大字面データの住所コード属性です。

オリジナルの大字面データ

オリジナルの大字面データ

フォーミュラ画面でユーザ属性を選択

コマンド1つで住所コード属性の同じアイテムが結合され、表示されていた分割線が消えたことがわかります。SISのディゾルブ機能はこのような場面でとても便利なので、ぜひ試してみてください。


ディゾルブ後の大字面データ

ディゾルブ後の大字面データ

面積を表現してみよう!

大字面が作成できたので、この面積属性を色分けと注記で表現してみます。色分けはSISのレンジ主題図機能を使用します。「マップ/追加/主題図」コマンドで大字面データ(インポート ADM533925004.DAT)を選択して「次へ」、「レンジ」を選択して「次へ」をクリックします。


作成する主題図のタイプを選択


システムプロパティのリストから「面積」を選択して「次へ」、「レンジの数」、「分割数」などを任意に設定して「次へ」、「完了」をクリックします。これで各大字の面積による色分けができました。


面積による色分け

面積による色分け


再度「マップ/追加/主題図」コマンドで大字面データを選択して「次へ」、今度は「ラベル」を選択して「次へ」をクリックします。フォーミュラに「Local(Int(_area#))+"㎡"」(面積属性を3桁区切りの整数値で、単位をつけて表示)を入力して「次へ」、「完了」をクリックします。これで各大字の面積値の注記表示ができました。


面積値の注記表示

面積値の注記表示

合併したら ・・・

大字の合併が起こったらどう対応するのでしょう?答えは簡単。SIS上で結合すればいいのです。合併する複数の大字面を選択して「変更/ブーリアン/足し算」コマンドを実行してください。選択した大字面のうちどの属性を維持するか選択したら「OK」です。


複数の大字面を選択して結合


選択した大字面が結合できました。さらに面積値による色分けと注記も自動的に変更されました。


大字の合併、面積値による色分けと注記も自動的に変更

大字の合併

オリジナルマップ

今回も調べた内容を「オリジナルマップ」として保存しておきましょう。「ファイル/名前を付けて保存」コマンドを実行し、マップドキュメントファイルで保存します。

おわりに

今回は「マイ ベースマップ」を使った「編集」と「表現」の機能をご紹介しました。空間情報は日々変化します。SISを利用して、これらの情報を簡単に正しく追跡することができます。得られた結果や変化量は貴重な情報ですので、ぜひ分析・予測に役立ててください。

前回の答え

「到達圏ルートの端点を結んだ領域を定義するには?」でしたね。到達圏ルートを選択して「変更/塗り潰し/凸包塗り潰し」コマンドを実行してください。期待どおりの到達圏領域が作図されます。


宿題

隣り合う面の境界線が変更になったらどうするのでしょうか?重なっている境界線を1つずつそれぞれ変更しなければならないのでしょうか?もちろんその必要はありません!SISには便利なデータ構造があります。さて、そのデータ構造とは?答えは第4回で。


地図データ出典:掲載しているデータは出典元の著作物です。
© 2007 ZENRIN CO., LTD(Z07LD第030号)Zmap-AREAII(2005-3版)Zmap-TOWNII(2004年度)を利用しています。