╋╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ╋╋  MicroGDS News                 2009 no.03 11/27 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ≪TOPICS≫ 1.Windows 7におけるMicroGDSの動作確認情報 2.<続報> マルチコアCPU等の環境における      MicroGDS 旧バージョンご利用の際のご注意 3.「JWWトランスレータ」ダウンロードのご案内(MicroGDS V10.0対象) ☆サポートスタッフのお役立ちコーナー  「ラスター図面と重ねて改修図面を描く(半透明マスキングのテクニック)」 ☆ お知らせ ☆  メールニュースご購読者様限定!2009年末バージョンアップキャンペーン      MicroGDSバージョンアップ製品を特別価格でご提供! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋╋╋  1.Windows 7におけるMicroGDSの動作確認情報 ╋╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Windows 7におけるMicroGDS V10.0/V9.0の動作検証を行いました。 - 現在のところ、使用についての問題は特に報告されておりません。 - インストール、修復/変更インストール、アンインストール、IMEコントロー  ル、文字コード、JWWトランスレータについて注意点があります。  詳しくは下記をご覧ください。 http://www.informatix.co.jp/mgds/?tech/annai/techinfo.html Windows 7 および同64bit版への正式対応は次バージョンからとなります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋╋╋  2. <続報> マルチコアCPU等の環境における       MicroGDS 旧バージョンご利用の際のご注意 ╋╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回のニュースにおいて、MicroGDS V8.0以前のバージョンを、Pentium 4 HT、 Core 2 Duoなど、ハイパースレッドやマルチコアのCPUで使用した場合に障害が 発生する場合があるとご案内いたしましたが、その後、詳細を知りたいという お問い合わせを頂いております。 今号では、具体的にどのような障害が発生する可能性があるのか、現在判明し ている3点の内容をお知らせいたします。 ▽V7.0.1をお使いの方:  <API関数「CadGetAttVal」でエラーが返される>  API関数「CadGetAttVal」でエラーが返され、属性値を取得できない現象が  不定期に発生することがあります。  (弊社での検証では、1,000〜2,000回に1回程度の割合で発生を確認)    V8.0以降につきましては、このエラーの発生は確認されておりません。  回避策:単一のCPUとして使用する設定を行うことで、回避が可能です。 ▽V7.1をお使いの方:  <拡大縮小の繰り返しにより背景色が黒くなる>  ホイールマウスによる拡大・縮小を速い速度で繰り返すと、画面の作図領域  の背景色が黒くなることがあります。    回避策:この問題は「MicroGDS V7.1.2アップデート」にて解消されています。 http://www.informatix.co.jp/mg/support/download/mg712.html ▽V7.1、V8.0をお使いの方:  <ズームや描画の動作が著しく遅くなる>  この現象はハイパースレッドマシンにおけるスレッドの競合が原因で発生し、  マルチCPU(Core 2 Duoなど)でも現象が確認されております。  大量の短い線で構成された地形図など、1オブジェクトに大量のプリミティ ブがある場合に顕著に発生します。(おおむね数万個以上の場合)  回避策:この問題は、オブジェクトをいくつかに分割し、1オブジェクト内  のプリミティブ数を減らすか、あるいは、単一のCPUとして使用する設定を  行うことで、回避が可能です。 単一コアのCPUとして使用する設定方法は、@ITの記事が参考になります。 http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/863syscpu/syscpu.html なお、これまでに弊社にお知らせいただいている上記報告以外にも問題が発生 する可能性がございます。これらの環境にてMicroGDSをご利用になる場合は、 V10へのバージョンアップをおすすめいたします。 ご不明な点がございましたら、弊社サポートまでお問い合わせください。 https://sisasc.informatix.co.jp/mg_support/mailsupport/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋╋╋  3.「JWWトランスレータ」ダウンロードのご案内(MicroGDS V10.0対象) ╋╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「JWWトランスレータ」の更新版ダウンロードを実施中です。 ▽機能  - Jw_cad 6のJWWファイルをMicroGDS V10にインポート  - MicroGDS V10の図面をJWWファイルへエクスポート ダウンロードはこちらから(ご使用にはMicroGDS V10が必要です。) http://www.informatix.co.jp/mg/support/download/v10_jww.html ╋╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  サポートスタッフのお役立ちコーナー 「ラスター図面と重ねて改修図面を描く(半透明マスキングのテクニック)」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋╋╋ CADデータがない建物を改修する際、竣工図をスキャンしたラスター画像に重 ねて、改修部分の図面を作成されている方も多いと思います。 新たに作図する改修部分をマスキングする際に、「フェード」でマスクの濃度 を調整すると、現況を把握しながら作図したり、現況との対比を見ることがで きて便利です。案が完成したら100%の不可視に戻して図面を出力します。  +++++++++++++++++++++++++++++++++ 【操作手順】 <概要> 紙図面をスキャンしたラスター画像を元に、一部分だけをマスキングして、 改修図面を作成する <ステップ> 1.スキャン図面(ラスター画像ファイル)を読み込む 2.マスク図形を作図する 3.改修部分を作図する <ステップ1:スキャン図面(ラスター画像ファイル)を読み込む> 1.ラスター画像を入れるレイヤを作成または選択し、「作図/ラスター」コマ  ンドを実行します。 2.読み込む画像ファイルを選択します。解像度はスキャンした時と同じ値にし  ます。 3.図面内の適当な場所に配置します。 4.ステータスバー「縮尺」で、スキャンした紙図面と同じ縮尺にします。 5.「計測/距離」コマンドを実行し、スキャン図面内の実測値がわかる部分を  2点指示で計測し、スキャン図面の大きさを確認します。 実測値と計測値が  合わない場合は、「修正/変換/拡大」コマンドでスキャン図面の大きさを  変更します。 <ステップ2:マスク図形を作図する> 1.マスク図形を入れるレイヤを新規作成します。 2.ステータスバーの「線種」で「MASK」を選択します。 3.オブジェクトを新規作成し、「作図/線」コマンドを実行して、目隠しした  い部分を覆うように閉じた図形を作図します。   閉じた図形を作図すると、その部分のスキャン図面が見えなくなります。   このレイヤの「フェード」(表示濃度)を変えることで、トレーシング   ペーパーを使っているように下を透かしてみることができます。   <フェード設定の手順>   1.「F2」キーを押してウィンドウエディタを表示し、リストからマスク図    形のレイヤを選択します。   2.「フェーズ」タブの「フェード」をクリックし、好みの濃度に設定しま    す。80%前後の濃度から試してみましょう。     <ステップ3:改修部分を作図する> 1.改修部分の図形を作図するレイヤを新規作成します。 2.適宜作図を行います。 改修図面を作図し終えたら、フェードの濃度を100%にし、改修部分のスキャン 図面を非表示にします。 ※ポイント  ミニウィンドウエディタの中で、レイヤは上から、    - 下敷きのラスター図形    - マスク図形    - 改修図面(任意の数)  のように並んでいる必要があります。 <施設管理にも!> *この手法は、改修を繰り返して現況図がない場合に、竣工図にそれぞれの改  修図面を重ね合わせて現況図を作る場合にも使えます。 【解説ページ】 この手順の画面イメージによる解説はこちらから http://www.informatix.co.jp/mgds/?lesson/030.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋╋╋  ☆ おしらせ ☆  メールニュースご購読者限定!2009年末バージョンアップキャンペーン  MicroGDSバージョンアップ製品を特別価格でご提供! ╋╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MicroGDSニュースの日頃のご愛読に感謝をこめて、ご購読者様限定で特別価格 にて最新バージョンをご提供するキャンペーンを実施いたします。 期間は本年クリスマスイブまで!V9.0以前のバージョンをご使用の皆様、この 機会にぜひバージョンアップをご検討ください。 ▽主なキャンペーン価格  MicroGDS Compact V9.0→V10.0バージョンアップ  \44,446(定価\52,290)  <サポートサービス付きでさらにお得に!>  MicroGDS Compact V9.0→V10.0バージョンアップ  +サポートサービス(1年間)*1         \75,159(定価\107,730)  <ネットワーク版*2 へのバージョンアップも特別価格でご提供>  MicroGDS Compact V9.0→V10.0ネットワーク版バージョンアップ  +サポートサービス(1年間)*1         \98,095(定価\140,994)                           (いずれも税込価格)   *1 サポートサービス(1年間)の内容     操作に困った時も安心な電話+リモートサポート     および、期間中に行われたバージョンアップキットの無料送付   *2 ネットワークライセンス     同一LANセグメント(=サブネット)内で複数のインストールが可能。     ご購入ライセンス数まで同時使用可能となります。     部署内で、効率的にライセンスを活用していただけます。  この他、V8.0以前のバージョンからのバージョンアップも特別価格でご提供  します。(下記お申込用紙をご覧ください) ▽お申込期間:2009年12月24日まで ▽お申し込み用紙(PDF)はこちらから http://www.informatix.co.jp/mg/sales/mg_v10campaign.pdf ▽追加特典(先着20名様限定)  お申し込み先着20名様に、わかりやすい独習用のテキスト  「MicroGDS 10 トレーニングブック(印刷版)」(定価\3,150)  をプレゼント!  テキストの内容はこちらから  http://www.informatix.co.jp/mg/training/book.html 以上 ―【お知らせ】―――――――――――――――――――――――――――― このメールは、MicroGDSのご登録ユーザー様、弊社のイベントにご参加下さっ た皆様、弊社のメールニュースサービスにアドレスをご登録いただいた皆様に 配信しています。 ☆メール配信の中止/アドレスの変更/内容のお問い合わせ/について └───────────────────────  配信の中止、配信先アドレスの変更、内容のお問い合わせは、本メールの返  信でお知らせください。  宛先 aec-info@informatix.co.jp  本文に、お名前、e-mailアドレス、希望される内容  「MicroGDSニュース配信中止希望」「アドレス変更希望」など、  または、お問い合わせの内容をご記入ください。 ※「MSゴシック」などの等幅フォントをご使用いただくと最適に表示されます。 ※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標および商標です。 株式会社インフォマティクス 〒212-8554 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F TEL:044-520-0850(代表) http://www.informatix.co.jp/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――       Copyright (C)2009 (株)インフォマティクス ※禁無断転載。ただし、貴社社内における全文の回覧、掲示は許可いたします。 第1版 第a版